ベトナムには、「冷やし麺」というものはありませんが、
温かい汁麺ではなく、「あえ麺」や、「つけ麺」はあります。
チョップでは夏限定で販売しているのが、
「ブンネム」と、
「ブンチャー」です。
★ブンネム★
「ブン」とは、米でできた押し出し麺のことで、フォーとは違い、丸い形状をしています。
太さはいくつかあるのですが、夏には細いものが食べやすいので、
当店ではこのメニューには細いタイプを使用しています。
「ネム」とは、ベトナム北部の言葉で「揚げ春巻き」のことです。
つまり、「ブンネム」とは、「揚げ春巻きのせ丸麺」
味付けはヌクマムベースでさっぱりとした味のものと、、
スゥイートチリソースベースの甘辛い味の物を用意しています。
特にオススメしているのが後者の味。
生野菜をのせ、パクチーやミント、そしてレモンを絞ってお食べ下さい。
日本人向けに、当店では冷たい状態でお出ししています。
(日本では熱いものは熱く、冷たいものは冷たく・・・というこだわりがありますからね)
★ブンチャー★
「ブン」は、ブンネムと同じブンを使用しています。
「チャー」とは、豚肉を焼いたものをいいます。
しかし、この「チャー」には2種類あって、豚バラを焼いたものと、豚ミンチを焼いたものがあります。
ベトナムのブンチャー屋さんでは、通常、何も言わなければ両方が入った汁が出てきますので、当店でもそのスタイルで提供しています。
「ブンチャー」とはつまり、「焼き豚肉入り汁つけ麺」のこと。
豚ミンチはもちろん自家製。手間暇かけて作ってます。
ヌクマムベースのあっさりとした汁に、焼いた豚バラと豚ミンチを加えるとその旨みが汁に溶け出します。
そこにスライスした青パパイヤ、ミント、パクチー、生野菜、レモンなどを入れ、ブンを浸して食べれば、それは至福の味。
この2品は、ほとんどアレンジなく、ベトナムそのままの味でお出ししています。
9月まで限定なので、お早めにどうぞ!